全日本少年サッカー大会決勝

 JFCファイターズ vs 横浜F・マリノスプライマリーの試合を見てました。不思議なことに、この間の日本代表の試合より見てて楽しいのですよ、これが。ことさらどっちを応援する……心情的にはプロの下位組織であるマリノスよりも、ファイターズに肩入れしてしまう……というわけでは無いのですが、なんかこう、盛り上がるのですよ。


 これはやはり「実力伯仲」というやつでしょうか。両者とも攻め合ってますし、20分ハーフという短時間のせいか、それとも子供特有の動きのせいか、展開が早くておもしろい。短時間なのにシュートも多い。ピンポイントなセンタリングあり、ゴール前での絶妙なポジショニングあり、ドリブルでの突破あり、強烈なミドルシュートありと、見所も多い。


 試合の方はマリノスが勝利し、連覇を成し遂げました。前半はともかく後半はマリノスがほぼ常に攻めてましたから、順当なところだったんでしょう。彼らゴールゲッターがそのまま技術をたくわえ、日本代表でたくさんゴールを得てくれることを願ってやみません。解説の北澤さんが言っていたように「日本サッカーの未来は明るい」ことを望みます。


 しかし、彼らが日本代表になるのは8〜10年後か。そのころにゃ、今日こうやって見た選手の名前なんか忘れてるんだろうな、私は。得点者だけでも書いておくか。「右高静真」と「松島寿樹」。