JGC2005最終日

 時間が空いたので「井上純弌吼える05」を見に行く。今考えると「シェアードワールド・ノベル・トークショー」もあったのに。そういえば、結局グループSNE関連のトークショーにはひとつも行かなかった。ゲームの情報としては私にとってはそっちのほうが有効なのに。やはり笑いの差だろうか。


 イベント終了後、もう一度フリー卓で「ウィッチクエスト・ボードゲーム」を立てることにした。しかし時間(3:00〜5:00)がまずいのか、参加者がいない。仕方ないので時間いっぱい使って休憩を取ることに。ついでに7:00〜9:00でもう一度「ウィッチクエスト・ボードゲーム」を登録しておく。さて、もう一息だ。


 一度部屋に戻り、シャワーを浴びて朝飯を食べた。もう部屋に戻ることはないので、荷物をまとめる。ルームキーを返し、荷物を転がして登録したフリー卓へ。開始時間まで一眠りすることにする。昨日もこうすりゃよかった。


 気がつくと、開始時間。目の前には参加者が来てました。早速フレーバーテキストを読んでもらい、簡単にルールを説明する。今回の参加者は私を入れて4人。始めてから2人ほど来られたのですが、今回は遠慮してもらうことに。まあ、テストプレイだからいろんな人数でやることに意義がある……かなぁ。ゲーム自体はおもしろかったのですが、ゲーム時間が1時間40分ほどかかった。う〜む、ゲーム作者は、「ゲームの適正人数は2〜8人」って言ってたけど、私の感覚では5、6人ぐらいになると自分の手番の前にめくられるカードの枚数が増えるので、ゲーム自体がスピードアップするように思う。この点は報告しておこう。


 アンケートを書いてもらった後、撤収。今日の目的、というか今回のJGC2005の最大の目的である「ゲヘナ・セカンドエディション 体験セッション」の抽選に参加。当然のごとく、落選。すでにほかのセッションへの参加は無理なので、「ボードゲーム・キングダム2005」へ移動。「ダイアモンド」をプレイする。これは宝石の数が書かれたカードと障害が書かれたカードをシャッフルしてめくっていき、どこまで進むかを見極めるゲーム。途中で見つけた宝石は参加者の頭割りになり、採掘のベースキャンプまで戻れば見つけた宝石は得点になる。だんだん参加者が少なくなるので、宝石の頭割りの割り当ても大きくなる。同じ障害カードが2回出ると、その時点で残っていた参加者は全滅。得ていた宝石は得点とならず、戻されてしまうので、どの時点でベースキャンプに戻るかが重要となる。当然1人で進めば見つけた宝石は独り占めになるので、その判断が難しい。といったゲームなんだが、私が洞窟のカードをシャッフルするとなぜか高確率で早めに洞窟が閉じてしまうのだった。「サソリ」「毒ガス」「サソリ」で宝石が出ることなく全滅させてしまったことも一、二度。運が悪いのはこういうところにも出るのかなぁ。


 昼飯のおにぎりを廊下の隅で食べた(余談ではありますが、最終日の昼には部屋はすでにチェックアウトしてるのだから、昼飯が食えるスペースが欲しいなぁ。スタッフの人に聞いたら、「おにぎり程度であれば、目立たないところでこっそり食べてください」なんて言われたよ)後、「菊池たけしと愉快な仲間たち05」を見る。毎度のごとく矢薙さんと小暮さんが突っ走っていた印象がある。菊池、井上の両先生とも泣かされてたみたいだし。


 何とか間に合ったため、ゲヘナのサイン会に参加。ゲヘナリプレイ3巻にサインをいただく。よくよく考えてみると、今回先行発売されていて購入したものは、この文庫とドラゴンマガジン10月号のみ。金欠とはいえ、寂しいものがありますな。みかき先生が直接サインするマジキュー誌もありましたが、サインのためだけに読む記事もない雑誌を買うのはちょっと……。


 さて、いよいよ閉会式。今年の友野先生の小話は「ゲームと歴史上の女性」でした。スティーブ先生にもウケてたみたいだけど、小話の翻訳って難しそうだな。こうしてJGC2005も閉幕した。


 参加するたびに毎回思うのが「JGCって怖いよね」ということ。実際当日家を出るまで、特に今年はこんな状態だから「参加しない方がいいかも……」なんて考えてしまう、それも毎回。けれど、始まるとゲームをする時間をどうやりくりするかを考えている自分がいる。閉会式の頃には次のゲームをやる機会を、やるゲームの内容を考えている自分がいる。そして閉会式が終わると「次回も何とか参加しよう」と考える自分がいる。まあ、単なる自分の業なのかもしれないが。結局、抽選は全滅だった訳ですし。くそう、次回こそは……。