セッション報告

 生きてますよ、ええ。小指はまだ腫れ上がってますが。


 それはともかく、今日は第58回どらごんTRPGコンベンションに参加してきた。参加自体はいつもの事ですが。朝起きたときにはどうするか迷ってたが、渡すもの、見せるもの、貸すものもあるし、参加することにする。渡すものはウィッチクエスト・ボードゲームのテストプレイ・アンケートとレジュメのPDFデータ。見せるものはJGC2005で購入してきた「黒ごきホイホイ!」と「M-O-E Card System」。貸すものはクトゥルフのシナリオ集「13の恐怖」。全て鞄に詰めて、いざ出撃。


 さて、時間は開会25分前。私は止まってた電車の中で焦ってた。実は3分前の電車に乗ってないと開会には間に合わないのだが……乗り遅れた。この時点で遅刻決定。仕方ないのでコンベンションのスタッフにメールした。「GM足りてませんか?」それに対する返信は「微妙なんでお願いします」とのこと。即座に「央華封神RPG」をやること、人数、終了予定時間をメールし、シナリオを考える。ネタはJGC2005でオフィシャルで参加したショートセッションをもとにすりゃいいか。問題は敵になる妖物とランダムイベント表か。このあたりは何とかなるだろう。この時点でストーリー概説をメールし、到着までの時間をどう進めるかに費やす。


 到着は結局15分遅れでした。当然のごとく開会式はすでに始まっており、GM紹介もすでに終了。卓の選択に移るところでした。ふとGMの告知を見ると、「真・女神転生TRPG 魔都東京200X (ジャイブTRPGシリーズ)」が2卓、「迷宮キングダム」、「サタスペRemix+」に「TORG」。こりゃ微妙だね。「央華封神RPG」がオーソドックスとは言えないけど、このラインナップではスタッフも困るか。卓の選択は私が雑談しているうちに進み、いつの間にか定員いっぱいにプレイヤーがついてました。


 早速キャラクターシートを配布して開始。今回は「五遁金行」「召鬼」「風水・卜占」「巫蠱」「厭魅・厭勝」の5人。巫蠱の仙人が術を会得する前に寿命が尽きてたり、風水・卜占の仙人が術を会得した時点での残り寿命が38年しかなかったりといろいろあったが、そのあたりは微妙に調節して作ってもらう。一番問題になるのは取得する仙宝なのだが、召鬼の仙人が「祈願 護法代戦」の符を作ってしまう、それも2枚も。さすがに護法は強すぎる。これに併せてBOSSを強化すると、PCの仙人には歯が立たなくなってしまうので、なんとか符を無効化する手段を考えることにする。しかし、気がつくと自動兵器が3つもあって、直接攻撃が使役獣も併せて6回も行えてしまうのだった。もちろん、そのときには気づいて無く、BOSS戦になって初めてあわてることになるのでした。こっちは2体しか戦闘できないってのに。


 昼食後、シナリオは問題なく進む。「土地神ツカエネ〜」とか央華封神では普通に聞かれる言葉を聞きながら、たぶんうまくいったと思う。件の符に対しては、BOSSが銅鑼の変化だったので、自らを大きく打ち鳴らすことによって符の使用を妨害できるといういかにもご都合主義な能力を付与した。割り込みで使用しないといけないから自分の行動ができなくなるので、特にひどいわけではないだろう。さすがに全体攻撃1回でPCの半分を死亡させそうになったときには青くなった。その際には風水・卜占の仙人が停時旛をふることでキャンセルさせられたが。まあびびらせたからいいか。


 ここで懺悔します。実はこの時点ですらBOSS+手下の細かいデータはできておらず、適当なデータでやってました。天命数はBOSSが3、手下2匹が2。生命力はBOSSは26、手下は18、14。戦闘能力に関しては、BOSSは6と4、手下は全て4で計算してました。


 PCの仙人に死亡者が出ることもなく、大災害も起こらずに無事シナリオは終了。予定時刻を30分ほどすぎてしまったのが残念だが、まあこんなもんか。


 閉会式では次回から始まるキャンペーンの参加者募集。残念ながら「サタスペRemix+」のキャンペーンは無かったが、「真・女神転生TRPG 魔都東京200X」のキャンペーンが予定にあがっていたので参加することに。4回の予定なので来年1月のコンベンションまで参加ゲームが決まったことになる。「ゲヘナ―GEHENNA (ジャイブTRPGシリーズ)」のセカンド・エディションで卓を立てるのは来年2月以降になるなぁ。参加キャラクターはサマナー弓術家になる予定。ローカルな話になるそうだが、はたしてどうなることやら。